計算ドリル

 

( 略 )

 

ドリル、ご活用いただいているようで良かったです。

がんばって継続してください!

 

ちなみに、

虫食い算に関して1点お願いがあります。

 

虫食い算をドリルでやるのは、

あまりオススメしていません。

 

文面でその理由を説明するのはちょっと難しいのですが、

結論から申し上げますと、途中の過程を誤ってしまうことがあるからです。

 

具体例を挙げると、

□×2=6 ⇒ □=3な訳ですが、

ドリルのようなスピードと量に重きを置いたもので学習をすると、

「なんで3なの?」と聞いた時に、

「サンニガロクだから」と答えるようになってしまうことが多いです。

 

このような思考回路の子は、

今後、小数や分数の計算がメインになってきた時に、

□×0.12=34.5のような問題でフリーズします。

 

計算ドリルは、あくまで計算力(スピードと正確さ)をつける為だけのものであって、

応用力をつける為にドリルを使うことはあまり効果的ではありません。

(その典型例が、〇〇や〇〇〇〇です。〇〇や〇〇〇〇をやっている子は、“算数が伸びない子”多いです。)

 

算数は、

“式を作る力”と“作った式を解く力”の二つを求められる訳ですが、

前者はドリルや〇〇・〇〇〇〇等ではなかなか難しいです。

 

( 略 )